1ヶ月半にわたり、諸事情により更新不能の状態が続いておりましたが、ぼちぼち、更新を再開いたします。
本日10月18日（金）放送のNHK Eテレのクラシック音楽番組「ららら♪クラシック」にて、伊福部昭の特集が組まれるとのことです。
同番組がテーマとして伊福部昭を取り上げるのはこれが初めてとなります。
日本の音楽界に独自な世界を築いた作曲家
（1）独学で始めた作曲
（2）伊福部音楽の原点
（3）アイヌの音楽と映画「ゴジラ」の音楽の共通性「ゴジラ」をはじめとする映画音楽でも知られる作曲家、伊福部昭（1914-2006）。北海道で生まれ育った彼は、少年期にアイヌの「歌と踊り」と出会いました。独学で作曲を始めた伊福部は、その後、映画音楽やクラシックの世界で独自な世界を築いていきます。番組では音楽評論家、片山杜秀をゲストに迎え、貴重な映像資料から伊福部独自の音楽性をひもときます。（番組予告より）
ゲストは音楽評論家で政治学者、伊福部研究の第一人者であり、NHK-FM「クラシックの迷宮」のパーソナリティも務めている片山杜秀氏です。
「ららら♪クラシック」への出演は6月28日（金）放送の「映画監督・木村大作が語る“日本映画とクラシック”」以来でしょうか。
番組公式サイトでは番組予告が公開されており、片山氏が（おそらく）『日本狂詩曲』について語っている様子などが収められています。
また、番組内で取り上げられる楽曲は、純音楽作品『シンフォニア・タプカーラ』第3楽章の抜粋。指揮は高関健、演奏は東京フィルハーモニー交響楽団となっていることから、NHK BSプレミアムの番組「クラシック倶楽部」用セッションの一部が放送されるものと思われます。
そのほか、「貴重な映像資料」も取り上げられるとのことで、こちらも期待したいところです（NHKはいろんなものを持っているはずなので）。
翌週10月24日（木）にも再放送が予定されています。
放送の詳細は下記にて。
■カレンダー情報
本放送日時：10月18日（金） 21:00〜21:30
再放送日時：10月24日（木） 10:25〜10:55